更新履歴

2012.01.24
【ニュースブログ】 「ひかりの輪がサリン事件を正当化」という公安審決定が、歪曲証拠による誤りである件
2012.01.23
【ニュースブログ】 公安審査委員会による当団体への観察処分更新決定について
2012.01.23
【ニュースブログ】 松本サリン被害者の河野義行氏、初めて「ひかりの輪」本部を監査
2012.01.21
【ニュースブログ】 「ひかりの輪」外部監査制度について
2012.01.02
【ニュースブログ】 公安調査庁による「ひかりの輪」への観察処分更新請求について
2012.01.02
【ニュースブログ】 公安調査庁による「ひかりの輪」への観察処分更新請求について
2012.01.01
【ニュースブログ】 平田信容疑者の出頭・逮捕について
2011.12.03
【ニュースブログ】 松本サリン事件被害者・河野義行氏などの「外部監査人」ご就任について
2011.11.28
【ニュースブログ】 当団体に対する観察処分更新の請求について
2011.11.22
【ニュースブログ】 オウム裁判終結に際しての記者会見
2011.11.21
【ニュースブログ】 オウム裁判終結に際して
2011.10.29
【ニュースブログ】 今晩19時~上祐史浩がネット番組「居島一平のVS特番 ON Ustream」に出演します。
2011.10.22
【団体総括(本編) : その他】 麻原四女の著書における、上祐代表に関する記載の誤りについて
2011.10.22
【ニュースブログ】 麻原四女の著書における、上祐代表に関する記載の誤りについて
2011.10.18
【関連出版物 : 動画・イベントレポート】 【動画】上祐史浩×黒田勇樹氏(元俳優)の『黒田運送(カフェ)』(2011年7月21日)
2011.10.15
【ニュースブログ】 10月29日夜、上祐史浩ネット番組出演のお知らせ「居島一平のVS特番 ON Ustream」
2011.07.24
【関連出版物 : 動画・イベントレポート】 上祐代表が、元俳優・黒田勇樹さんのネットテレビに出演
2011.07.24
【ニュースブログ】 上祐代表が、元俳優・黒田勇樹さんのネットテレビに出演
2011.06.27
【ニュースブログ】 松本サリン事件17年、信濃毎日新聞の掲載記事
2011.06.25
【関連出版物 : 参考出版物】 『公安を敗北させた男 国松長官狙撃事件』(小野義雄著・産経新聞出版)へのご協力
2011.03.31
【関連出版物 : メディア掲載(2011年)】 麻原彰晃3月死刑説が蔓延「上祐史浩が激白したオウム事件―16年目の真実」(日本ジャーナル出版『週刊実話』2011年3月31日号)
2011.03.20
【ニュースブログ】 地下鉄サリン事件16年に際して
2011.03.08
【関連出版物 : 動画・イベントレポート】 【動画】上祐史浩の講演『オウム真理教の問題の心理学的な分析』 第269回・人間関係と自主ストローク研究会にて(2011年2月27日98min)
2011.03.08
【団体総括(テーマ別) : 5.【動画】上祐史浩『オウム真理教の問題の心理学的な分析』 2011年2月】 【動画】上祐史浩の講演『オウム真理教の問題の心理学的な分析』 第269回・人間関係と自主ストローク研究会にて(2011年2月27日98min)
2011.02.18
【関連出版物 : メディア掲載(2011年)】 ひかりの輪代表・上祐史浩が語る「オウムを創り、その意思を継ぐポア計画を垣間見る作品の恐怖」(『月刊サイゾー(2011年3月号)』)

ニュースブログ

「ひかりの輪がサリン事件を正当化」という公安審決定が、歪曲証拠による誤りである件

 公安審査委員会は、昨日(2012年1月23日)の決定において、ひかりの輪への観察処分を更新する理由として、構成員の中に「サリン事件を正当化」する発言をしている者がいるから、ということを挙げています。
 それは、読売新聞(2012年1月23日付)でも、以下の通り報道されています。

 ひかりの輪側は「松本死刑囚と 決別し、教団の教義から脱却した」とし、「無差別大量殺人の首謀者が団体の活動に影響力を有する」ことを要件とする観察処分の対象にはならないと主張したが、公安審は「信者は地下鉄、松本両サリン事件を正当化するなど、現在も危険な教義に従う意思を有している」と退けた。

  しかし、これは、この構成員がオウムやアレフにおける危険な考え方について批判して述べていることを、あたかも現在の構成員がそう考えているかのように公安調査庁が歪曲した証拠を、公安審査委員会が無批判に採用してしまったものなのです。

 その詳細を以下に記します。


                    * * *


 まず、公安調査庁は、「サリン事件を正当化する」ひかりの輪構成員の発言として、以下のように引用しています。

「サリン事件ですら正しいというふうに、長い目で見たら正しいことっていうのはあるのかもしれないですから。」

(公安調査庁の証拠5の97頁)

 ――確かに、これだけを 見れば「サリン事件等を正当化する発言」に見えます。しかし、公安調査庁の証拠をよく見れば、この発言の前後には、次のように書かれているのです。
  ある男性との会話に、ひかりの輪の出家構成員が答えているものです。

(男性)前世、現世、来世の全てを知ってる グルが言ってるから、それは現世だけの観念であって、全体としてみると、別にそれは正しい指示なんだという。

(出家した構成員)
  そうそうそう。そういうのを信じようと思っちゃうんですね。だから、きっと、もしかしたら、あれだけど、もしかしたら分かんないじゃないですか、だって。 自分が未知の世界を、未知の範囲を(聴取不能)。サリン事件ですら正しいというふうに、長い目で見たら正しいことっていうのはあるのかもしれないで すから。 思ってるから。(聴取不能)だから、「グルには深いお考えがあったんでしょう」とかいうふうに言ってるんですね。

(公 安調査庁の証拠5-121より抜粋)

 上の、下線部分が、公安調査庁が引用していた箇所です。

  さらに、この証拠には、同じ出家構成員が、上の会話の後、次のように話していることも記されていました。

(出家 した構成員)
 そこで、殴るという行為自身をも愛なんだという、そういう言い方なんですよ、形で。要は、(聴取不能)をやってて。要は、今生、地 獄に落ちる者がいたら、ポアして、そして、高い世界へ上げるというのは、それは、一つの愛なんだとかさ、ってふうになっちゃいますからね。(聴取不能)怖いことに。

(公安調査庁の証拠5-121より抜粋)

 こうして、前後を見ればすぐにわかるこ とですが、この出家構成員は、オウムやアレフにおけるグル(霊的指導者)の考え方を質問されて、それに対して、「(オウム・アレフでは)思っている」 「(オウム・アレフでは)言ってる」という意味で述べているのです。
 そして、そうした考え方は「怖いこと」だとも述べているのです。

  現に、この出家構成員は、別の箇所でも、オウムのように輪廻転生(人は死んでも生まれ変わるという考え方)を絶対視すると他人を「ポワ」「殺していい」と 考えてしまうようになりかねないから「そこまでは絶対視しちゃいけないと思う」と述べ、麻原を批判した上で、「ひかりの輪」ではそういう考え方をとっていないと説明しています(公安調査庁の証拠5-124に記載)。

 さらに、この出家構成員は、次のようにも述べています。

  昔、事実、俺たちは偉いんだというふうなのになっちゃって、それで、自分たちが殺したら、殺して、悪業多き魂を殺すことによって、高い世界に上げることが 善業なんだっていうふうになって、善業っていうかね、そういうことが愛なんだっていうふうにまで言ってしまっているからね。俺たちによって殺されたのは幸福であるみたいな、俺たちと縁が付いたんだとかって、そこまで傲慢になっちゃってるから。

(公安調査庁の証拠5-124より抜粋)

  ここからも、この出家構成員が、「昔」のオウムの人殺しを肯定するような考え方は「傲慢」だと批判する考えを持っていることがわかります。
 

                     * * *


 以上の通り、この出家構成員は、オウム・アレフの考え方を反省して客観的に述べ、批判しているのです。
 しかし、公安調査庁は、それがわかる前後の部分をカットした上で、あたかも、現在の「ひかりの輪」の出家構成員がそうした考え方を持っているかのように、意図的な抜粋をして、発言者の意図を正反対のものに歪曲して、公安審査委員会に提出しているのです。
 そして、公安審査委員会は、時間がないために十分な検討ができなかったのか不明ですが、この公安調査庁の"証拠"をそのまま採用して、事実認定をして、発表してしまったのです。

 さらに、マスコミ各社は、これをそのまま報道してしまい、あたかも「ひかりの輪」がサリン事件を肯定しているかのような誤った情報が流布されていっているのが現在の状況です。

 今回「サリン事件を正当化する」構成員の発言として公安調査庁が提出してきた証拠は、上記のただ一人のものだけです。その実態が上記の通りなのです。

 説明のために以上に引用した公安調査庁提出の証拠は、全部非公開になっており、ごく限られた日時にしか「ひかりの輪」側に公開してもらえませんでした(それもコピーはもらえず、書き写すことが許された だけです)。
 もちろん、マスコミ関係者が閲覧して検証することも不可能です。
 このように、非公開の公安調査庁の証拠が、非公開の公安審査委員会の場で、わずかな時間をもって審議され、誤った形で発表・流布され、市民の不安を煽ってしまっているのは大きな問題といわざるをえません。

 当団体では、こうした証拠の扱いや事実認定は、公開の場で十分な時間をかけて行われるべきだと考えていま す。
 私たちが5年前に脱会したアレフでは、私たちの脱会後に、麻原信仰が先鋭化し、オウム事件を、「教団の犯行ではなく闇の精力の陰謀」として、偏った情報で麻原を神格化する、といった洗脳的な布教・教化活動が続いています

 私たちは、その洗脳教化の体験者・被害者の方の脱却の支援をしており、その相談窓口を広報部サイトに設置しています。
 そして、私達は、自分たち自身が、その洗脳教化から脱却した経験を活かし、これまでに、数十名の方のお手伝いをしてきました。


 この件でお悩みの方、もしくは、そういった被害に遭われている方をどうにかしたいと思われている方、ぜひとも、お気軽にサイト右上の「お問い合わせ」もしくはkoho@hikarinowa.netまでご相談下さい。
 なお、ひかりの輪に入会しなければならないということはありませんので、ご安心ください。

 すでにお知らせの通り、当団体では、松本サリン事件被害者の河野義行氏などの方々を外部監査人にお迎えして、外部監査制度を発足させていますが、昨日(2012年1月22日)は、河野氏ら3名の監査人が、初めて当団体本部に立ち入り、監査を実施されました。

※共同通信配信動画
「河野さんが初の監査 ひかりの輪施設に立ち入り」

 河野氏らは、上祐代表や他の会員との面談による聞き取り調査や、居住スペースを含む施設全部への立ち入り、当日行われた上祐代表説法会の視察を行われました。

 また、河野氏からは、ご自身が遭われた被害の実態についてのお話もありました。

 河野氏は、監査終了後、マスコミ各社の取材に応じて、感想を述べていらっしゃいました。

 当団体広報部からは、「外部監査人を引き受けていただいた河野氏をはじめとする外部監査委員の皆様を裏切ることなく、償いを深めていける団体にしていきたいと思います」とのコメントを発表しました。

 この日の監査の詳細は、上祐代表のブログ記事「東京本部の説法会を河野義行氏らが視察」ならびに水野副代表のブログ記事「本部説法会:河野義行さま来訪」をご覧下さい。