来たる2月27日、上祐代表が、心理学関係の市民団体に招かれ、「オウム真理教の問題の心理的な分析」について講演します
2011年01月06日
来たる2月27日(日)に、「東京セルフ研究会」という30年以上の歴史を持つ市民団体の研修会に、上祐代表が招かれ、講演をする予定です。東京セルフ研究会とは、日本心身医学の先駆者・池見酉次郎先生(九州大学医学部心療内科初代教授)が1974年に設立した、「本当の自分を見つめ、心身の健康と生き甲斐・幸せを実現するために、共に学び交流するための市民の集い」とされています。
その中の研修会の一つが「人間関係とストローク自主研究会」で、約30年間にわたって、毎月1回、心理学や精神医学など各方面の先生を招いて講演会を開き続けてきました。
上祐代表は、その第269回研修会で講演させていただくこととなりました。その内容と開催要領は以下の通りです。
オウム真理教の問題の心理学的な分析なお、これに先立ち同会が昨年(2010年)4月に開催した第261回研修会においては、広末副代表が講師としてお招きを受けて、講演させていただきました。
オウム真理教については、その事件の捜査や教団の活動の異様な部分が中心に、大量に報道されたものの、その根本的な原因――すなわち心の問題については、あまり分析されることがありませんでした。そのため、元教祖・麻原彰晃が、洗脳技術や得体の知れないカリスマによって、若者を中心とした信者を騙した結果であるといったような漠然としたイメージがあるのではないかと思います。
今回の皆さんへのお話では、私達がオウム真理教の信仰をやめるに至った中で行った内省・総括の作業の中で、心理学的な視点から、麻原がどういった心の問題を抱え、そのもとに集った信者がどのような点を麻原と共有し、ひいては、どういった戦後日本社会の傾向が、そういった信者たちを生み出すにいたったかという点を考察した結果をご紹介したいと思います。
具体的には、親を含めた他者への感謝の不足、当時のアニメ・マンガ等の社会的な風潮の影響、戦後社会における大日本帝国時代の総括の積み残し、そして、ユング心理学などが説く自分の暗部(影)を投影した他人を敵視する心理的な傾向などを検討して、その解決として、内観法を含めた、感謝の心や反省の心を育む精神的な訓練をどのように行ってきたかをご説明します。
そして、オウム真理教の問題が、現代社会の心の問題であることを踏まえて、その問題が、オウム以降も形を変えて、重大な事件・問題の原因となっている事実を検討して、そういった問題が和らげるために、一人一人ができることについても、考えてみたいと思います。(上祐史浩)
・日時 2月27日(日)午後1:30~4:00
・場所 京浜東北線「大井町駅」目の前「きゅりあん」5F 第4講習室
・参加費 1500円(予約不要)
同会幹事の方いわく、その時の広末副代表の講演が好評だったので、ぜひ次は上祐代表に講演を頼みたいということになり、今回の講演が企画されたのでした。
>>詳細はこちらの記事でご覧いただけます。
広末副代表はこの講演で、自己反省法「内観」を自らが行った体験や、「ひかりの輪」の多数の会員に指導して得られた効果を報告し、内観がオウム事件の反省と総括、再発の防止に極めて有効であることをお話しし、好評を得ました。
以上の通り、一般の市民団体から上祐代表や広末副代表が連続してお招きを受け、オウム事件の反省・総括に基づく「ひかりの輪」の考え方を説明し、二度と宗教テロの起きない世界をつくるためのお手伝いをさせていただけることは、大変意義深く、関係者の皆様にあらためて感謝申し上げる次第です。
今後とも、当団体では、このような市民社会の取り組みに対して、償いの気持ちを込めて積極的にご協力させていただきたいと思います。
ご興味のおありの方は、ぜひ当日、会場にお越しください。
お待ちしております。

