オウム信仰からの脱却

3.オウム信仰からの脱却支援

主な、オウム信仰からの脱却支援の活動のご紹介

 麻原を盲信したり、オウム事件を宗教的に肯定したりする「オウム信仰」から、一人でも多くの現アレフ信者・元オウム信者が脱却できるよう、「ひかりの輪」では、下記のようなさまざまな脱却のための支援活動を行っています。

 元オウム信者には、現アレフ信者だけでなく、脱会後、一人になってもオウム・麻原信仰から脱却できずに苦しむ「脱会信者」なども存在しています。その現状の一端は、書籍『オウムを生きて』(2010年3月発売)の、リアルなインタビューからもうかがい知ることができます。

 以下、現在までに行っている主な活動をご紹介します。

1 「オウムの教訓」サイトや出版を通じた呼びかけ

 新たに開設したサイト「オウムの教訓――オウム時代の反省・総括の概要」や、負の教訓と、その抜け出し方を記した書籍『二十歳からの20年間― "オウムの青春"という魔境を超えて』(宗形真紀子著・三五館)の出版などを通じて、オウム信仰の過ちとその脱却の必要性を、アレフ信者・元信者に広く呼びかけています。
 現に、それらを見た複数の信者・元信者から、感想や問い合わせが寄せられています。
 「事件のことをどう考えていいか迷っていたが、総括を見て納得できた」と述べ、オウム信仰から脱け出した元信者たちもいます。

2 アレフ在家信者の脱会支援

 ひかりの輪の活動の一環として、アレフの在家信者を説得し、アレフからの脱会に導いています。例えば、当団体の東京支部だけでも、昨年は、6名ほどのアレフ在家信者が、アレフを脱会し、当団体に入会しました。現在も、当団体が作成したオウム総括資料などの当団体資料・教材を見せて、脱会へと導いています。 「アレフ(旧オウム真理教)洗脳被害者・相談救済窓口」はこちら

3 アレフ出家信者の脱会支援


 アレフの出家信者にもコンタクトし、アレフからの脱会に導いています。
 例えば、当団体本部(世田谷区)に道を隔てて隣接するアレフ出家信者施設に属していた者で、当団体スタッフとのコンタクトを一因としてアレフ脱会に至った者が、当団体発足以来昨年までで、10名近くおります。
 現在も、アレフ出家信者に、当団体が作成したオウム総括資料などの当団体資料・教材を見せて、脱会へと導いています。
「アレフ(旧オウム真理教)洗脳被害者・相談救済窓口」はこちら


4 主に若者を対象としたアレフの入会勧誘活動への対応(アレフへの入会阻止活動)

 アレフによる入会勧誘(麻原信仰への勧誘)の対象となっている若者が、当団体にコンタクトしてくる場合、アレフへの入会を防止すべく、麻原やオウム信仰の問題点を伝える等しています。
 この活動は、当団体にコンタクトしてくる人以外には実行不可能なため、限界がありますが、必死の説得により、アレフへの入会を断念した実例があります。

5 アレフ脱会信者(脱会したが信仰を脱けきれない者)の支援

 「アレフ組織からは脱会したものの、オウム信仰からは脱けきれない」という悩みを持つ者が非常に多くいますが(これを当団体では「脱会信者」と呼びます)、彼らはその悩みをオウム経験者にしか相談できない場合が多々あります。
 社会に出て後は、元アレフ信者であることを隠して生活しているために、元オウム信者特有の悩みを、身近な人に相談できないのです。
 そこで、当団体では、こうした彼らの問い合せに、メールや面会によって対応し、麻原やオウム信仰の実態を伝えたり、脱却を可能にする心の持ち方を教えたりしています。

6 オウム信仰の後遺症での心身症・うつ病に悩む者へのケア

 過去のオウム信仰の精神的な後遺症として、心身症・うつ病の傾向に悩む者の回復のため、生活支援・治療の支援を行っています(程度・投薬の有無の違いはありますが、当団体専従会員の中で5~6名程おります)。
 ちなみに、当団体では、オウム真理教に出家するなどして身寄りがなくなった高齢者(70歳以上)4名、障害者1名ほどを扶養しております。

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